マゾヒズム文学の世界

谷崎潤一郎・沼正三を中心にマゾヒズム文学の世界を紹介します。

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Comment: 今回選ばれた白人女性の画像も、一枚一枚が、惚れ惚れする美しさですね。「白人崇拝思想」とは何か、そのケのない人たちにも分かるように伝えることは、とても大切だと思います。でも、どんなに言葉を尽くしても、分からん人には理解できない性的衝動なんでしょうね。逆に、分かる人には、ここの画像を見るだけで、心に「白人崇拝思想」が沸き立ちます。「ヤプー」の一節を捩っていうと「たとえ彼女の一時（いっとき）の娯楽のために命を落としたとしても、彼女を一時でも楽しませることができたとしたら、この上なく光栄で、意義ある人生だ」なんて妄想を抱いてしまうのでございます。　私に言わせれば、ここに掲げられた、目も眩むばかりに美しい白人女性の画像に接し、足元にひれ伏して、その美しさを讃えたいという衝動に駆られない男性が、もし存在するとしたら、そちらの方が不思議でなりません。　ご高説のように、かつて隆盛を極めた日本人マゾヒストの「白人崇拝思想」は、いつしか見る影もないほど衰退してしまいました。　そういえば、書店やコンビニに並ぶ一般的な春情雑誌も、いわゆる「洋ピン」はさっぱり見かけなくなりました。日本版”Playboy”も”Penthouse”もなくなってしまい、美しい白人女性の写真は男性マンガ雑誌のグラビアからも姿を消してしまいました。もしかしたら、日本人男性の間では、白人女性に対する憧れや性的関心が希薄になってしまい、それがマゾヒストの「白人崇拝思想」衰退の一因となったのかもしれませんね。 >私は以前から、「日本人以外の有色人種諸民族に、白人崇拝マゾヒズムは存在するのか？」という疑問がありました。 …それは、存在するようです。異人種間SMは、英語では”interracial BDSM (interracial femdom)”とか “race related fetish”と呼ばれます。とある、そっち系ビデオクリップの説明には「至高の白女神に貶められたいと希う、非白人男性向けの異人種フェチビデオ(This is a race-related fetish clip designed for non-white men who want to be degraded by a Superior White Goddess)」なんて書かれています。 ( http://www.mistresst.net/category/tags/race-related-fetish ) もっとも、interracial femdomには、「黒人女性に責められたい白人男性」というのも多いようです。沼は、「白人崇拝思想」について、「-----これは私たち有色人種だけが感じうるマゾ心理であって、いわば、白人マゾヒストには味わいえない深い境地に私たちは到達できるのである。日本人に生まれてよかった、と思う」と述べていますが、白人男性は白人男性で、「自分たちより劣る」と妄想できる有色人女性から、辱められることによって、下の下の最下層に貶められるという、深い境地に到達できるのだ、とも言えるかも知れません。さらには、三者関係に憧れ、「白人女性と黒人男性のカップルに仕える」という妄想を抱く白人男性もいるようです。「白人崇拝思想」について、話したいことはまだありますが、長くなりますので、ひとまずこれまでに。
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