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マゾヒズム文学の世界

谷崎潤一郎・沼正三を中心にマゾヒズム文学の世界を紹介します。

イスラエルのアイェレット・シャクド法務大臣の大イスラエル主義

世界で女性政治家の活躍が当たり前となり、美人好きとしてはその中に好みの美人を見つけるのも楽しみの一つです。
私がとりわけファンなのは、イスラエルのアイェレット・シャクド法務大臣です。
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ちょっと圧倒されるくらい美しいですね。
愛国政党「ユダヤの家」所属の大イスラエル主義者で、対パレスチナ、対アラブ諸国、対イラン、対トルコ強硬派です。

彼女は2014年の境界防衛作戦(反シオニスト側の呼称は「ガザ侵攻」「50日戦争」など)に際しクネセト(議会)議員として次のような発言をし、世界的に注目されました。

「彼ら(パレスチナ人)が蛇を育てた実物の生息地がそうであるように、彼らはいなくならなければならない」
「すべてのパレスチナ人は、ガザ地区に囲い込んで、イスラエルによる不断の攻撃によって殺害されるべきである」
「彼らは皆、我々の敵であり、その血は我々の手によって垂れ流されるべきなのだ」
「そしてそこには地獄に送られた殉教者の母親たちも含まれる。母親たちも皆一緒に地獄に行くべきだ。そうでもしないと、また小賢しい蛇たちが生まれ育てられるだけだ」

この発言は国際社会では人種差別的で、ジェノサイドを肯定したものだと非難しました。
ところがイスラエル国内では支持され、実際に彼女の発言通り、イスラエル国防軍によるガザ地区に対する容赦のない徹底的な攻撃が行われました。
約半年後彼女はその人気と実力を評価したネタニヤフ首相に請われて法相に就任したのです。

私は彼女のファンとして彼女の発言を調べましたが、すべて理にかなったまっとうな主張だと思いますね。
彼女の発言を全面的に支持します。
国際社会の批判はまったくあたらないと思います。
当事者であるイスラエルの国民に支持されるのも当然だと思います。

2014年の境界防衛作戦は、テロ組織ハマースによるイスラエルに対する不当かつ卑劣なテロ攻撃(執拗なロケット弾攻撃と3人のユダヤ人少年の誘拐・殺害)に対する正当な自衛作戦です。
ハマースはテロ組織ですから攻撃の際に戦闘員と民間人の区別をしませんし、攻撃された際は民間人を「人間の盾」とします。
イスラエル国防軍がテロリストと民間人の区別をしたくてもできないのです。
イスラエルはファタハを代表とするパレスチナ自治政府を認め、パレスチナ人に平和的生存のチャンスを与えたのに、多くのパレスチナ人はイスラエルを執拗に攻撃するハマースを支持した。
イスラエルから見れば境界防衛作戦はテロリストとそれを支持するパレスチナ人に対する当然の懲罰ですよ。
イスラエル国防軍が2000人程度のパレスチナ人を殺害したところで停戦に応じ、ガザ全土を灰燼に帰さなかったのはユダヤ人特有の慈悲だと思いますね。

殺害された3人のユダヤ人少年に対して2000人のパレスチナ人が殺されたことを「非対称」と批判する人もいますが、数の問題ではありません。
どちらに正義がありどちらに非があるかです。
殺害された3人のユダヤ人少年には何の罪もない。
イスラエル政府もイスラエル市民もパレスチナ人に土地を与え、何度も平和的生存のチャンスを与えた。
イスラエル側に非はないですよ。
それに対してパレスチナ人たちはハマースを支持している。
すべてのパレスチナ人に3人のユダヤ人少年殺害に責任がある。
アイェレット法相の言うように、「すべてのパレスチナ人は、ガザ地区に囲い込んで、イスラエルによる不断の攻撃によって殺害され」ても仕方がないではないですか。
むしろ500万人のガザ地区の住民のうち2000人の殺害に留めたのは非常に抑制的、というか手ぬるいのではないでしょうか。
せめてイスラエル市民1人の犠牲に対しては1万人パレスチナ人を殺害する、1人の重傷者に対しては5000人、など、そのくらいの恐怖心をパレスチナ人に与えなければイスラエル市民の安全は守れない。
なぜいつまでも罪のないイスラエル市民が犠牲となり、恐怖にさいなまれなければいけないのでしょうか。

「ガザ侵攻」という呼び方もおかしい。
パレスチナ自治政府は主権国家ではありません。
ガザはイスラエルの領土ですよ。
イスラエルがパレスチナ人に自治区として「与えた」土地であって、主権はイスラエルに属します。
(この際自治区の治安維持のためにイスラエルは自治政府に武器も与えています)
パレスチナ人がその恩を理解しているのであれば、ハマースのようにイスラエル市民を攻撃する輩がでてきたときには自ら捕えてイスラエル当局に突き出すべきでしょう。
それがパレスチナ人の責任です。
その自治区がイスラエルへのテロ攻撃の基地になるようなっているのは、イスラエルからすれば恩を仇で返されたようなものでしょう。
アイェレット法相の「(パレスチナ人の)血は我々の手によって垂れ流されるべきなのだ」という発言は、ガザの管理権、ガザにおけるテロリストの殲滅権およびテロを支持するパレスチナ人に対する懲罰権は他の誰でもない、主権の属するイスラエルにあるということを踏まえた当然の主張です。

パレスチナ自治政府はもう廃止でいいんじゃないでしょうか。
管理権は完全にイスラエル政府に戻し、ただの居住区にする。
それもヨルダン川西岸と東エルサレムは認めず、ガザのみをパレスチナ人居住区として、武器の所持やユダヤ国家としてのイスラエルへの忠誠を誓わない結社は認めない。
もしイスラエル市民に対するテロがあった場合は3日以内に有効な反証のない限りガザが拠点であると推定し、容赦のない徹底的な殲滅を行う。
反イスラエル的な言論・集会もテロとみなし、同様の対応をとる。
それくらいの現実の恐怖を感じさせれば、パレスチナ人もテロ防止に協力するのではないでしょうか。
これぐらいしないと肝心のイスラエル市民の安全が確保できないと思います。

混迷する中東情勢を見るに、やはりこの地域には強大な「力の支配」が必要なんじゃないかと思います。
そして、この地域で最も好ましい「力」の行使者は、どう考えてもイスラエルでしょう。
世界は中東の安定と民主化のために、もっとイスラエルを支援すべきですよ。
大イスラエル主義が掲げる「大イスラエル」の解釈はいろいろあるようですが、西はナイル川、東はユーフラテス川、というのが最大の範囲だということです。
エジプトの一部、ヨルダン、レバノン、シリア、イラク北部が収まる範囲ですね。
イスラエルが圧倒的な軍事力でもって粗暴な独裁者、王族、有力者、原理主義組織を一掃してこの地域を支配し、アラブ系の住民は定められたアラブ人居住区で徹底的に管理・監視されて生活する、という、かつて南アフリカ共和国で行われたような力と恐怖による支配方法をとらなければ、この地域の本当の安定は訪れないのではないのでしょうか。

私は「ユダヤの家」の大イスラエル主義と、アイェレット・シャクド法務大臣の思想、政策、発言を全面的に支持します。


…と、いうのは、アイェレット・シャクド法務大臣の美貌に心酔したマゾヒストで白人崇拝者の「白乃勝利」の考えで、私という人間の中の支配的な人格は、中東情勢についてもうちょっと別の考えを持っています。

このような「優越者の行う悪の正当化」(力で敗北するだけではなく、正当性を奪われる)というのはすごく興奮します。
「美しいもの(白人)は強者であり勝者であるだけでなく、常に善である、醜いもの(非白人)は弱者であり敗者であるだけでなく、常に悪である」という感じ。
このメカニズムはまた、今後考察していきたいとおもいます。
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