今後の編集方針について
前の記事で、更新再開を宣言しておきながら、またも半年も新しい記事が書けませんでしたことを、まずはお詫びいたします。
このたび、テンプレートと過去の記事の体裁を修正し、目次を設置しました。
谷崎潤一郎論を中途半端な状態で放置してしまっています。谷崎に関してはたくさん紹介したい作品があり、語りたいこと、作品からインスパイアされた妄想が頭の中に山ほどあるのですが、なかなか文章にすることができません。自分の書く力のなさを、いまさら痛感しています。
ブログをはじめたとき、「マゾヒストにとって谷崎がいかに刺激的か」ということについて、まだまだ知られていない部分をご紹介していきたいと思いました。そして、文章は、「ある夢想家の手帖から」のように、マゾを論じているその文章自体でマゾ的に昂奮できるような文章にしたいと思い、私が谷崎作品からインスパイアされた妄想も、小説の形にして盛り込みたい、と思っていました。とりあえず、夢中で5本書きましたが、行き詰ってしまいました。
そこで、改めて、一から谷崎全集を読み返すところからはじめたいと思います。そして、全作品にミニレヴューをつけて、ご紹介します。途中で、個別の作品論を書ければ、その時点で書いていきたいと思います。全集は、中央公論社昭和五十六年初版のものを用います。
また、これからは、私のマゾヒズムに関する、思いつき、妄想などをメモ程度に書いて、雑記として公開していきます。
同志の皆様、これからもご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。
このたび、テンプレートと過去の記事の体裁を修正し、目次を設置しました。
谷崎潤一郎論を中途半端な状態で放置してしまっています。谷崎に関してはたくさん紹介したい作品があり、語りたいこと、作品からインスパイアされた妄想が頭の中に山ほどあるのですが、なかなか文章にすることができません。自分の書く力のなさを、いまさら痛感しています。
ブログをはじめたとき、「マゾヒストにとって谷崎がいかに刺激的か」ということについて、まだまだ知られていない部分をご紹介していきたいと思いました。そして、文章は、「ある夢想家の手帖から」のように、マゾを論じているその文章自体でマゾ的に昂奮できるような文章にしたいと思い、私が谷崎作品からインスパイアされた妄想も、小説の形にして盛り込みたい、と思っていました。とりあえず、夢中で5本書きましたが、行き詰ってしまいました。
そこで、改めて、一から谷崎全集を読み返すところからはじめたいと思います。そして、全作品にミニレヴューをつけて、ご紹介します。途中で、個別の作品論を書ければ、その時点で書いていきたいと思います。全集は、中央公論社昭和五十六年初版のものを用います。
また、これからは、私のマゾヒズムに関する、思いつき、妄想などをメモ程度に書いて、雑記として公開していきます。
同志の皆様、これからもご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。
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コメント
復活おめでとうございます!
仙人!
さっそくのご来訪とコメント、ありがとうございます!
本当にうれしいです。
仙人のサイトにでっかくリンクを貼っていただきながら、全然内容を更新することができず、申し訳なく思っておりました。
が、どんどん素晴らしい文章とイラストを掲載していく仙人を見て、自分もやれるだけやってみようと、少しずつモチベーションが上がってまいりました。
どうかこれからも懲りずにご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。
さて、私のハンドルネームですが、ご指摘の作家:白野勝利氏のペンネームを、勝手に流用させていただいたものです。
「手帖」のご指摘のページに、白野氏のペンネームの由来が書いてあります。
白野勝利=白の勝利=Victory of White
白人種が再び劣等なる他人種をその足下に繋ぎ、永遠に繁栄することへの祈願が込められたと思われるこのペンネームを見て、なんてマゾヒスティックなんだろう!と感動いたしました。
そして、ブログを始める際、深く考えることなく、このペンネームを流用してしまったのです。
まさか、ご本人と誤解される可能性があるなどとは、全く考えておりませんでした。
やはり、まずいですかね。
変えたほうがよいのでしょうか。
ご教示いただけたら幸いです。
さっそくのご来訪とコメント、ありがとうございます!
本当にうれしいです。
仙人のサイトにでっかくリンクを貼っていただきながら、全然内容を更新することができず、申し訳なく思っておりました。
が、どんどん素晴らしい文章とイラストを掲載していく仙人を見て、自分もやれるだけやってみようと、少しずつモチベーションが上がってまいりました。
どうかこれからも懲りずにご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。
さて、私のハンドルネームですが、ご指摘の作家:白野勝利氏のペンネームを、勝手に流用させていただいたものです。
「手帖」のご指摘のページに、白野氏のペンネームの由来が書いてあります。
白野勝利=白の勝利=Victory of White
白人種が再び劣等なる他人種をその足下に繋ぎ、永遠に繁栄することへの祈願が込められたと思われるこのペンネームを見て、なんてマゾヒスティックなんだろう!と感動いたしました。
そして、ブログを始める際、深く考えることなく、このペンネームを流用してしまったのです。
まさか、ご本人と誤解される可能性があるなどとは、全く考えておりませんでした。
やはり、まずいですかね。
変えたほうがよいのでしょうか。
ご教示いただけたら幸いです。
白野様
おっと、これは失礼しました! お人違いでございましたか・・・
『手帖』記事によりますと白野氏の『ジャクリーンの厩』が《SSS》誌に掲載されたのが昭和36(1961)年とのことでしたので、
「もし白野様が白野氏と同一の方だとすれば、かなりご高齢ということになるなあ」
・・・とは思いましたが、ご高齢者でも、『手帖』が書かれた当時から今日に至るまで表現活動をつづけておられる春川ナミオ氏の例もあります。
それに、お書きになっている内容が知的で、文章も巧み、しかも、「谷崎作品からインスパイアされた小説」も書いていらっしゃると伺い、
「これはきっと、同じ方に相違あるまい」
と思料した次第でございます。
>やはり、まずいですかね。
>変えたほうがよいのでしょうか。
…う~~ん・・・。ムツカシイ問題ではございますね。
私のような誤解をする人がなきにしもあらずかと思われますので、「白埜勝利」「城野勝利」「白野勝利jr.」などに改名なさるか、あるいは、そうまでしなくても、「目次」ページの最後に、お名前の由来について断り書きをいれられた方が、よいかもしれませんね。
おっと、これは失礼しました! お人違いでございましたか・・・
『手帖』記事によりますと白野氏の『ジャクリーンの厩』が《SSS》誌に掲載されたのが昭和36(1961)年とのことでしたので、
「もし白野様が白野氏と同一の方だとすれば、かなりご高齢ということになるなあ」
・・・とは思いましたが、ご高齢者でも、『手帖』が書かれた当時から今日に至るまで表現活動をつづけておられる春川ナミオ氏の例もあります。
それに、お書きになっている内容が知的で、文章も巧み、しかも、「谷崎作品からインスパイアされた小説」も書いていらっしゃると伺い、
「これはきっと、同じ方に相違あるまい」
と思料した次第でございます。
>やはり、まずいですかね。
>変えたほうがよいのでしょうか。
…う~~ん・・・。ムツカシイ問題ではございますね。
私のような誤解をする人がなきにしもあらずかと思われますので、「白埜勝利」「城野勝利」「白野勝利jr.」などに改名なさるか、あるいは、そうまでしなくても、「目次」ページの最後に、お名前の由来について断り書きをいれられた方が、よいかもしれませんね。
仙人、さっそくご教示ありがとうございます。
結局、改名することにいたしました。
これからは「白乃勝利」といたします。
ついでに、白野勝利氏に関する記事も書いてみました。
結局、改名することにいたしました。
これからは「白乃勝利」といたします。
ついでに、白野勝利氏に関する記事も書いてみました。
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おめでとうございます!
新しい編集方針での展開、とても楽しみです!
ところで…
沼正三の『ある夢想家の手帖から』(都市出版社版・潮出版社版)では、「白野勝利」という方が《SSS》誌に発表した小説作品2点について、注目すべき作品として詳細に論じています。
『現代の魔女』という作品(『手帖』第52章「吠え出した夫」で論評)、および、
『ジャクリーンの厩』という作品(『手帖』第66章「日の丸ズロース」で論評)です。
いまさらながらの、甚だ不躾な質問で大変恐縮ですが、もしかして、こちらの「白野勝利」様は、沼さんが『手帖』で共感をもって論評し、高く評価したこれら作品の作者である「白野勝利」さんと、同一のお方なのでしょうか?