HNの由来と作家:白野勝利氏
私のハンドルネームにつきまして、今まで「白野勝利」(しろの かつとし)と名乗っていましたが、以後、「白乃勝利」(読み方同じ)に改名させていただきます。
「白野勝利」というハンドルネームは、沼正三の『ある夢想家の手帖から』に二編の小説が紹介されている作家:白野勝利氏から勝手に頂戴したものです。
『手帖』に紹介されているのは、『現代の魔女』(第52章「吠え出した夫」で論評)、および、『ジャクリーンの厩』(第66章「日の丸ズロース」で論評)です。 第52章の論評で沼は、白野氏のペンネームに込められた寓意を解き明かしています。
白野勝利=白の勝利=Victory of the White
Victory of the White !
なんと甘美 な響きなんでしょう。
世界が人種平等・植民地解放へ邁進する中、白人崇拝者 として、白人種が再び世界を支配し、他人種を足下に繋いで永遠に繁栄することを望む。
自らは劣等人種として喜んで敗北することを望む。
そんな奇怪な願望を、小説にするだけでなく、ペンネームにしてしまうという徹底ぶり。
私は『手帖』でこれを読んだとき、これこそ本当のマゾヒズム作家であるな、と感動したの覚えています。
当ブログを始める際、私が書きたいことを表す氏名として真っ先に「白野勝利」が思い当たり、深く考えることなく、ハンドルネームとして採用しました。
しかしこのたび、全く同じ氏名を頂戴するのは少し問題があると考え、「白乃勝利」に改名いたします。
白野氏の作品については、一つも読んだことがありません。『手帖』に紹介されている二作品は、《SSS》という雑誌に掲載されていたそうですが、もはや読める可能性はほとんどないといっていいでしょう。しかし、『手帖』で紹介されているその内容は、両作品とも、「読まなきゃ死に切れない」と思えるほど素晴らしくマゾヒスティックなものです。簡単にご紹介します。
現代の魔女
白人のカップルが、留学生の日本人(資産家の子息)を騙し、精神を崩壊させて犬に馴致し、偽装結婚によって資産を手に入れるというもの。
スクビズム、トリオリズム、アルビニズムの完璧な三位一体ですね。
まさに「Victory of the White」です。
ジャクリーンの厩
戦後日本が国家として崩壊し、国土と国民が欧米女性の個人資産として分割されていくというもの。
富士山は英国女王のものに、島嶼群はことごとく欧米女優のものに、そして皇居は、グレース・モナコ大公妃との競争の結果ジャクリーン・ケネディのものになり、退位した両陛下は、乗馬好きのジャクリーンの厩の馬丁になります。
すごすぎます。まさに「Victory of the White」です。
両陛下が毎日ジャクリーンの愛馬の世話をしたり、ジャクリーンが騎乗した馬を曳いたりしている姿を想像してみてください。
恐らく、二人は馬一頭分の厩よりもずっと小さな住居で寝泊りしてるんでしょう。
例えば、ケネディ夫妻で乗馬を楽しむときは、馬丁にも乗馬鞭を使う夫人の馬は元天皇が曳くんでしょうね。優しい大統領の馬は元皇后が曳く。夫人があまりにも馬丁を乱暴に扱うんで、大統領が気遣う。馬丁は涙を流して大統領に感謝するんだけれども、癪に障った夫人は「だめよ、あなたの馬丁だけならともかく、私のまで甘やかさないで」なんていって、かえってひどく鞭を使ったり…きりがないのでこの辺にしておきます。
若き日のエリザベス英女王陛下
米大統領夫人ジャクリーン・ケネディ
グレース・モナコ大公妃
昭和天皇・香淳皇后
「白野勝利」というハンドルネームは、沼正三の『ある夢想家の手帖から』に二編の小説が紹介されている作家:白野勝利氏から勝手に頂戴したものです。
『手帖』に紹介されているのは、『現代の魔女』(第52章「吠え出した夫」で論評)、および、『ジャクリーンの厩』(第66章「日の丸ズロース」で論評)です。 第52章の論評で沼は、白野氏のペンネームに込められた寓意を解き明かしています。
白野勝利=白の勝利=Victory of the White
なんと
世界が人種平等・植民地解放へ邁進する中、
自らは劣等人種として喜んで敗北することを望む。
そんな奇怪な願望を、小説にするだけでなく、ペンネームにしてしまうという徹底ぶり。
私は『手帖』でこれを読んだとき、これこそ本当のマゾヒズム作家であるな、と感動したの覚えています。
当ブログを始める際、私が書きたいことを表す氏名として真っ先に「白野勝利」が思い当たり、深く考えることなく、ハンドルネームとして採用しました。
しかしこのたび、全く同じ氏名を頂戴するのは少し問題があると考え、「白乃勝利」に改名いたします。
白野氏の作品については、一つも読んだことがありません。『手帖』に紹介されている二作品は、《SSS》という雑誌に掲載されていたそうですが、もはや読める可能性はほとんどないといっていいでしょう。しかし、『手帖』で紹介されているその内容は、両作品とも、「読まなきゃ死に切れない」と思えるほど素晴らしくマゾヒスティックなものです。簡単にご紹介します。
現代の魔女
白人のカップルが、留学生の日本人(資産家の子息)を騙し、精神を崩壊させて犬に馴致し、偽装結婚によって資産を手に入れるというもの。
スクビズム、トリオリズム、アルビニズムの完璧な三位一体ですね。
まさに「Victory of the White」です。
ジャクリーンの厩
戦後日本が国家として崩壊し、国土と国民が欧米女性の個人資産として分割されていくというもの。
富士山は英国女王のものに、島嶼群はことごとく欧米女優のものに、そして皇居は、グレース・モナコ大公妃との競争の結果ジャクリーン・ケネディのものになり、退位した両陛下は、乗馬好きのジャクリーンの厩の馬丁になります。
すごすぎます。まさに「Victory of the White」です。
両陛下が毎日ジャクリーンの愛馬の世話をしたり、ジャクリーンが騎乗した馬を曳いたりしている姿を想像してみてください。
恐らく、二人は馬一頭分の厩よりもずっと小さな住居で寝泊りしてるんでしょう。
例えば、ケネディ夫妻で乗馬を楽しむときは、馬丁にも乗馬鞭を使う夫人の馬は元天皇が曳くんでしょうね。優しい大統領の馬は元皇后が曳く。夫人があまりにも馬丁を乱暴に扱うんで、大統領が気遣う。馬丁は涙を流して大統領に感謝するんだけれども、癪に障った夫人は「だめよ、あなたの馬丁だけならともかく、私のまで甘やかさないで」なんていって、かえってひどく鞭を使ったり…きりがないのでこの辺にしておきます。
若き日のエリザベス英女王陛下
米大統領夫人ジャクリーン・ケネディ
グレース・モナコ大公妃
昭和天皇・香淳皇后
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